『病気』というものを正しく捉えましょう


よく、お客様にお話ししていることなのですが

人は病気にになると、病気を問題視してその症状をやっつけることに躍起になりがちで、「なぜその症状が今出てきているのか」ということを見落としてしまいがちです。


私たちが『病気』と呼んでいるものの多くは、細菌やウィルスなどの外敵と免疫細胞のせめぎあいの結果で現れた副反応であったり、ストレスや生活習慣からくる肉体の内部環境の悪化に対して、何とかバランスを取ろうとしながら、改善を求めて発しているサインだったりするのです。


脳は肉体的ストレスも精神的なストレスも区別しませんし、精神的なストレスが肉体に影響を及ぼすということは、ご存知かと思います。


ストレスを感じると活性酸素が増えるため、その処理のためにビタミンCを投入するのですが、必要量を十分に満たせるだけ摂取できていない場合、体中からかき集めます。

その結果、他で使うはずのビタミンCが足りなくなる。


ビタミンCは免疫細胞のエネルギー源でもありますので、それが足りなくなると免疫力が落ちて病原菌やウィルス、他のストレスに対して抵抗しきれなくなります。


今はビタミンCを例にお話ししましたが、これはほかのビタミンやミネラルなど、すべての栄養素に当てはまります。


本来、糖も塩分も、多少取りすぎたとしても上手に排出できていればすぐには病気にはなりません。

もちろん慢性的に過剰に摂取しているのであれば、話は別ですけれども。


塩分を排泄する機能を正常に保つために必要な、栄養や休息がとれていなくて、腎臓に負担がかかっている。

糖分を排泄する機能が正常に働くために必要な栄養素や、体の環境が整っていないから、体の中で糖が過剰になる。


現代人は、疲れ果てている方がとにかく多くて体を動かすこともおっくうになり、筋肉をしっかりと動かさないため体内での熱がしっかりと生み出せず、老若男女問わず、低体温の方が増えています。


体温が低いと免疫細胞が力を発揮できないので、病原体の捕食が追い付かず、結果、病気という状態になります。

癌もそうだし、肝炎などもそう。


肉体の疲れが解消できていないと、心も柔軟ではくなり、ストレスを一層感じやすくなります。

ストレスが強くなると体を動かす気力も、バランスの取れた食事をとろうという気力も失せてしまったりしますよね?


そんな時にはオキシトシンやセロトニンなどの、幸せを感じる脳内ホルモンの分泌も減少していますが、それらの脳内ホルモンも私たちの免疫力や自然治癒力と深くかかわっています。

つまり、身体に害になるものへの抵抗力が減少してしまっていて、戦力が足りていない。


そしてその先にあるのが、私たちが『病気』と呼んでいる体の状態です。


『病気』というものを現象として捉え、その奥にある治癒や罹患のシステムを知り、身体そのものと向き合っていくこと。

それが『病気と闘う』という上でも、最も大切なことなのではないかと思います。

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