人と人が信頼でつながる


愛情ホルモンや幸福ホルモンと呼ばれるオキシトシンが、人と人の絆を構築するのに深くかかわる脳内ホルモンだというのは、世間的にもだいぶ知られてきましたし、こちらでも何度か書いています。


今の日本人は、多くの方が体も心も疲れ切って、小さな出来事にも大きくストレスを感じるようにっています。以前なら何とも思わなかったことに、耐え難いストレスを感じたり、自分より弱そうな相手を見つけてはまるでサンドバッグの代わりにするように、攻撃する。無関係のはずの人までそこに乗って攻撃に加わる。

ひどくギスギスとした、世界的にも幸福度の低い国民性になってしまっているようです。


他人に対して寛容になれないのは、自分が寛容に受け止められていると、感じられないからではないでしょうか。


自分が受け入れられていないと感じる。それはとても孤独です。

人間は集団で社会を作って生きる生き物なので、基本的に、孤独を感じると不安になるようにできています。

もちろん、メンタルトレーニングを積むことでそれを克服できた人や、もともと孤独に辛さを感じない人というのはいるでしょうが、人間という種としては、そういう特性があります。


人は人とのつながりの中で、他者を信頼し人間関係を育み、そしてその安定した人間関係の中で自分のことも信頼できるようになる。

自分を信頼するということ、それが自信ですよね?


自信のある人は、他人を怖がらない。だから他人を攻撃する必要がない。

自分にも他人にも寛容でいられる。

そのすべての場面にかかわっているのが、私たちの脳内で分泌されるオキシトシン。


今のピリピリした社会は、オキシトシンが不足している社会とも言えます。


そして、オキシトシンはお金を出して買わなくても、自分の体の中で分泌する方法がたくさんあるわけです。

家族や恋人とのスキンシップでもいい、マッサージやセラピー・カウンセリングを受けるのだっていい。友人や同僚と食事やお酒を楽しむのだっていいし、ペットとのふれあいでもいい。

ぬいぐるみや人形、抱き枕だっていいんです。

グループワークでハグやハイタッチをするのだって、すごく有効。


みんなでオキシトシンを分泌させると、人と人が信頼でつながる優しい世の中になります。

それが海を越えて広がったら、極端な話、戦争をする必要だってなくなっちゃいますよね?

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