オキシトシンは、自分で出せるもの



今、自閉症などの発達障害や精神疾患、認知症の予防や改善といった分野で、幸せホルモン『オキシトシン』の点鼻薬の研究開発が注目されていて、その副作用情報や効果効能があちこちでわだいになり、解禁を待ちわびている方もおられるかと思います。


 ですが、ひとつ忘れてはいませんか? オキシトシンは、人間が自力で分泌出来るということを。 


 人間は社会を形成して集団で生きる生き物。他の集団生活をする生き物は、互いにグルーミングを行ったり、身を寄せ合ったりして『グループ内での絆づくり』を活発に行っています。

けれど人間、特に日本人は、子供の頃ならともかく、大人になるにつれてスキンシップをとらなくなっていきます。だから心身のバランスを崩してしまう。


触れ合うことから遠ざかり、不調があれば薬に安易に頼る日本人が、オキシトシンがそもそも自分で出せる物質だということを忘れてしまっているということもあるのかもしれませんが、『希望の光』のように注目をさせて、医薬品として人工的に作ったものを簡単に与えようとするのはどうなのだろう?と、疑問を感じます。


タッチセラピーの講習や、グループワークなどを通して人と人との関係を築くことから、自然な形でオキシトシンの分泌を図ることのほうが、莫大なお金をかけて、深刻な副作用と隣り合わせの医薬品を開発・流通させるよりもよほど有意義で低コストなのではないでしょうか?


オキシトシンの副作用がどうのこうのといった記事を見かけますが、自分が体内で生成、分泌したオキシトシンなら、副作用なんてないのですから。

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